【産廃コトバ図鑑 Vol.6】
「えっ、ゴミで火事?」リチウム電池が産廃処理にもたらすリスクとは?
最近、廃棄物処理業界で急増しているトラブルがあります。
それは――火災。
原因の多くは、私たちの身近にあるリチウムイオン電池。
スマホ、空調服、電動工具、モバイルバッテリー…
これらに内蔵された電池が、処理の途中で破損・発火するケースが全国で多数報告されています。
■なぜ、リチウム電池は危険なのか?
リチウムイオン電池は、エネルギー密度が高く、小型で高性能。
でも、そのぶん衝撃や熱、穴あきにとても弱いんです。
破砕機にかけたとたん、
→ ショート → 発熱 → 発火 → 火災へ…
という流れは決して珍しくありません。
■「混ぜて出さない」が最も重要な対策
処理業者としても、安全対策は強化していますが、
まず大切なのは排出者側で“混入させないこと”。
特に注意したいのは:
- 空調服(ファン部分にリチウム電池が内蔵)
- 電動工具のバッテリーパック
- 小型家電(モバイルルーター・トランシーバーなど)
一見すると“普通の不燃物”に見えるこれらこそ、要注意です。
■まとめ:リチウム電池=「隠れ火種」
「これくらいなら大丈夫だろう」
その油断が、大きな事故や損害、処理停止につながる可能性もあります。
廃棄前に「これ、バッテリー内蔵してない?」とひと呼吸。
現場の安全は、ほんの小さな確認から生まれます。
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